三代魚住為楽は1937年石川県に生まれました。父（二代為楽）が戦死したため、初代為楽に師事。金属の中で最も難しいとされる「砂張」の調整法や鋳造法を高度に体得。銅鑼の制作の他に建水などの茶道具も多く手掛けました。2002年に重要無形文化財「銅鑼」技術保持者に認定。同年三代魚住為楽を襲名。


1937年　石川県生まれ
1953年　祖父の初代為楽に師事
1962年　第9回日本伝統工芸展文化財保護委員会委員長賞
1983年　金沢美術工芸大学非常勤講師
1986年　加賀金工作会理事
1996年　第16回伝統文化ポーラ特賞
1998年　第45回日本伝統工芸展文部大臣賞
2000年　紫綬褒章
2002年　重要無形文化財「銅鑼」保持者に認定
　　　　 三代魚住為楽を襲名
2008年　旭日小綬章