【古美術ますけん】では、鼈甲（べっこう）製品の買取を強化中です。

鼈甲は、タイマイというウミガメの甲羅を何枚も重ね合わせて作られます。そのため、まったく同じ模様は1つとしてありません。その美しさから海の宝石とも呼ばれ、加工のしやすさもあって装飾品の材料として重用されてきました。

日本には、江戸時代にポルトガルから長崎へ伝わり、貼り合わせや加工の技術が独自に発達。多くの職人が工夫をこらし、数々の実用品・装飾品が生み出されました。かの徳川家康の眼鏡も、鼈甲で作られているのです。

また、鼈甲は使用する甲羅の部位によっていくつかの種類があります。黄色に黒いまだら模様が入ったものを想像する方が多いと思われますが、これは「茨布甲（ばらふこう）」と呼ばれるもの。一般的には、黄色い部分が多いほど価値も高くなります。特に、腹甲だけを重ね合わせて作ったあめ色の「白甲（しろこう）」は、非常に美しく希少価値も高い芸術品です。

一方、現在はタイマイの商業取引が禁止されているため、鼈甲製品は過去に輸入した材料で作るしかなく、希少性がますます高まっています。ますけんでは、メガネフレームやブローチ、ネックレス、かんざし、帯留、彫刻細工など、鼈甲製品なら何でも買取可能です。詳しくはお電話、メール、LINEにてお気軽にお問合せください。

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